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ブラザーMFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWの5つの違いについて

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困ってる人
A3の印刷ができるプリンターが欲しい。いろいろ探す中で、ブラザーのMFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWが候補になったけど、何が違うの?

 

こんなお悩みを解決します。

 

お受験のペーパー対策や学校で配られるプリントのコピーするために家にプリンターがあればいいなと思う人も多いと思います。

私は、家で使えるプリンターを探し、ブラザーのMFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWにたどり着きましたが、

カタログのラインナップ表からは、この2機種の違いがわからなかったため、購入にあたっての比較をもとに当記事を執筆しました。

 

本記事では

 

について解説していきます。

 

MFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWの違いについて解説していますので、最後の比較の観点でご覧ください。
プク子

 

 

A3の印刷ができるプリンター

ブラザー製でA3の印刷ができるプリンターは、2024年9月時点で8機種あります。

当記事は、お受験のペーパー対策や学校で配られるプリントのコピーに役立つ機種を選ぶという観点で記載していますので、

以下の項目で絞り込みを行った結果のMFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWについて比較しています。

  • A3の印刷ができる
  • 両面の同時スキャン機能がある
  • なるべく新しい型
  • なるべく安く
  • ブラザー社製

他の機種については、ブラザーのHPで確認してみてください。
ブラザーのHP

 

MFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWでできること

違いはこの後で解説していきますが、両機種共通でできることは、以下の通りです。

  • カラープリント
  • カラーコピー
  • カラーファックス
  • カラースキャン
  • ネットワーク
  • PCファックス送受信
  • ダイレクトプリント

一般的に必要な機能は一通り揃っています。
プク子

 

ブラザーMFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWの違い

ここからは、MFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWの主な違いです。

主な違いは、以下の5つです。

MFC-J7500CDW
MFC-J7300CDW
重さ 約24.0kg 約23.4kg
印刷スピード A4モノクロ 約30枚/分 約28枚/分
A4カラー 約30枚/分 約28枚/分
印刷コスト A4モノクロ 約0.8円/枚 約1.7円/枚
A4カラー 約4.1円/枚 約6.5円/枚
インクカートリッジ(印刷可能枚数) BK(※1) 約6,000枚 約3,000枚(※3)
CMY(※2) 各色約5,000枚 各色約1,500枚(※3)
サブタンク あり(※4) なし
本体価格 (相対的な比較で)高い (相対的な比較で)安い
商品紹介ページ(ブラザーHP) MFC-J7500CDW MFC-J7300CDW

(※1)BK:ブラック(BlacK)
(※2)CMY:シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の3色の頭文字を取ったもの。
(※3)大容量サイズを使用した場合の枚数
(※4)カートリッジのインクがなくなっても約200枚の印刷ができる。

1つずつ見ていきます。
プク子

 

違い① 重さ

1つ目の違いは重さです。

  • MFC-J7500CDWは、約24.0kg
  • MFC-J7300CDWは、約23.4kg

消耗品を含む重さで、両機種とも約24kgです。

24kgは、2Lペットボトルが12本(6本入りの箱が2箱)、5キロの米袋5袋を一度に運ぶイメージなので、なかなか重いです。

MFC-J7300CDWの方が約600g軽いですが、このくらいの重さになると誤差です。

ちなみに、大きさは同じで、横576mm、奥行き477mm、高さ375mmです(突起部を除く外形寸法)。

結構大きいので、購入の際は置く場所をしっかり確認した方がいいです。
プク子

 

違い② 印刷スピード

2つ目の違いは印刷スピードです。

  • MFC-J7500CDWは、モノクロ・カラーどちらも30枚/分
  • MFC-J7300CDWは、モノクロ・カラーどちらも28枚/分

もちろん印刷スピードは速いほうがいいですが、10枚印刷するとした場合、MFC-J7500CDWは約20秒(60秒/30枚×10枚)、MFC-J7300CDWは約21秒(60秒/28枚×10枚)と、ほとんど同じスピードです。

業務利用で何百枚、何千枚と印刷する場合であれば数分の差が出てきますが、数十枚程度であれば、数秒の差なので気になるほどの差はないと思います。

ちなみに、印刷ボタンを押してから1枚目が出てくるまでの時間(ファーストプリントタイム)は、両機種ともカラー約4.6秒、モノクロ約4.4秒で同じです。

 

違い③ ランニングコスト(印刷コスト)

3つ目はランニングコストです。

ここからは、違いが気になってくる項目です。
プク子

 

  • MFC-J7500CDWは、A4モノクロが約0.8円/枚、A4カラーが約4.1円/枚
  • MFC-J7300CDWは、A4モノクロが約1.7円/枚、A4カラーが約6.5円/枚

MFC-J7500CDWの方が印刷単価は安く、モノクロでは約2倍の差があります。

 

違い④ インクカートリッジ(印刷可能枚数)

4つ目はインクカートリッジです。

1つのインクカートリッジで印刷可能な枚数は以下の通りです。

  • MFC-J7500CDWは、モノクロで約6,000枚、カラーは約5,000枚の印刷が可能
  • MFC-J7300CDWは、モノクロで約3,000枚、カラーは約1,500枚の印刷が可能

MFC-J7300CDWのインクは、大容量サイズと標準サイズがあり、上記の印刷可能枚数は、大容量サイズを使用した際のものです。

 

MFC-J7300CDWの2つのインクサイズ

標準サイズのインクが選べる、MFC-J7300CDWでは、標準サイズのインクを使う場合、各色の印刷可能枚数は約350枚になります。

標準サイズと大容量サイズの比較では、大容量サイズの場合、印刷可能枚数は標準サイズと比べてモノクロが約8.6倍、カラーは約4.3倍の量が印刷ができます。

一方で値段はブラックが3倍前後、カラーは2倍前後のため、大容量の方が元々の値段は高いですが印刷単価は安くなりそうです。

印刷可能枚数 大容量 標準
ブラック 約3,000枚 約350枚 約8.6倍
カラー 約1,500枚 約350枚 約4.3倍

 

値段は以下のリンク先で見比べてみてください。
プク子

大容量

 

標準

 

印刷コストを抑えるなら、互換インクを使う方法もありますが、故障した場合には保証の対象外になるため注意が必要です。

 

ブラザー純正品以外の消耗品(トナーカートリッジ・インクカートリッジ等。詰替え商品含む。)を使用したことによる故障は、保証期間内や保守契約期間中でも有償修理となりますのでご注意ください。(純正品以外の全ての消耗品が必ず不具合を起こすと断定しているわけではありません。)

出所:ブラザーHP

 

 

「ファーストタンク」モデル

ブラザーの一部の機種は、大容量インク搭載の「ファーストタンク」モデルとなっています。

「ファーストタンク」モデルは、標準モデルと比べて、以下の特別な機能がある機種のことです。

  • A4モノクロ6,000枚、A4カラー5,000枚の印刷ができる大容量インクカートリッジを搭載
  • 印刷コストが安い
  • サブタンク搭載で、インク切れの際も約200枚を印刷できる

MFC-J7500CDWは「ファーストタンク」モデルのため、サブタンクがあります。

なので、インク切れになった場合でも約200枚の印刷ができます。

一方で、MFC-J7300CDWは、標準モデルのため、サブタンクはないです。

上で紹介した印刷コストの違いは、ファーストタンクモデルか標準モデルかの違いによるものです。

 

違い⑤ 本体価格

MFC-J7500CDWはハイエンドモデルで、MFC-J7300CDWが標準モデルです。

そのため、MFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWでは、MFC-J7500CDWの方が高額です。

値段は以下のリンクで見比べてみてください。

 

 

どっちがおすすめか

比較している人の画像

結論は、MFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWの比較という前提ですが、個人利用であればMFC-J7300CDWが良いと思います。

以下の5つの違いを紹介しましたが、重さと印刷スピードは、ほとんど違いが有りませんので、考慮すべきは、印刷コストとインクカートリッジ、本体価格になると思います。

 

 

MFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWは、本体価格の差が数万円あります。

また、印刷コストの差はA4モノクロ1枚あたり約0.9円です。

そのため、仮に価格差を2万円とした場合、本体価格+印刷コストが逆転するためには、約22,000枚以上の印刷が必要になります。

1日10枚の印刷ペースなら6年です。

価格差が3万円なら、約33,000枚で、1日10枚の印刷ペースで9年かかります。

 

価格差(仮置) 20,000円 30,000円
総コスト逆転まで 枚数 約22,222枚 約33,333枚
10枚/日なら 約6.1年 約9.1年
50枚/日なら 約1.2年 約1.8年

 

本体価格以外の観点では、MFC-J7300CDWでも、大容量サイズのインクカートリッジを使えば、モノクロで約3,500枚の印刷ができるため、頻繁に交換が必要ということもなくなります。

よって、個人利用で、1日に何百枚も印刷するようなことがなければ、本体価格が抑えられるMFC-J7300CDWの方が良いかと思います。

 

安く手に入れる方法

家電量販店やネット通販の割引やポイント、キャンペーンを組み合わせることで、定価よりも安く購入することはできます。

ただ、もともとが高額なため、各種キャンペーンを組み合わせても、やはり数万円の出費にはなります。

この方法は、ある程度の年収のある方限定の方法ですが、MFC-J7500CDWは「ふるさと納税」の返礼品になっていますので、ふるさと納税を使うことで、

寄附の上限額内におさまれば、実質2,000円で手に入れることができます。

家族構成により変わりますが、独身または共働きの方であれば、だいたい年収1,300万円以上あれば、実質2,000円で手に入れることができますので、入手方法の1つとして検討してみてください。

参考:総務省の「控除されるふるさと納税額の目安

 

 

寄附の上限から1〜2万円足が出る程度であれば、ふるさと納税で手に入れたほうが、普通に買うよりは安く済むという考え方もできます。
プク子

 

まとめ

MFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWの違いについて解説しました。

当記事は、この2つの機種に焦点を当てていますが、不要な機能があったり、型が古くても良い場合は、他の機種を選んだ方が良いこともあります。

他の機種もたくさんあるので、ご自身の使い道等にあわせて最適な機種を選んでもらえればと思いますが、MFC-J7500CDWとMFC-J7300CDWで迷っている方の参考になれば幸いです。

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