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覚えておくべきものと、おすすめの問題集も教えてほしい!
こんなお悩みを解決します。
小学校受験では、理解的常識として、季節に関する知識を問う問題や、知識を前提とした問題が出題されます。
花や野菜の季節を丸暗してしまえば終わりですが、覚えだすときりがないため、試験に出題されやすいものを中心にまとめてみました。
少しでも楽に覚えられる方法や学習方法について解説していきます。
本記事では
について解説しています。
季節に関する問題への対策
小学校受験では、理科的常識の問題やお話の記憶の中で季節に関する理解を問われます。
出題の具体例
まずは、どのような問題が出るのかイメージを持っていただきたいと思います。
例えば「チューリップ、ひまわり、コスモス、つばき」の絵が並んでいて、
「あじさいと同じ季節の花に丸をしましょう」といった問題や、
お話の記憶として聞く長文の中に「〜外を歩いているとセミの声が聞こえてきました〜」といった一文があり、
お話を聞き終わったあとで「このお話の季節はいつでしょう。同じ季節の花に丸をしましょう」といった問題が出題されることがあります。
季節に関する問題の対策
季節に関する問題では、
対象のものが、どの季節のものかを覚えることも大切ですが、
・絵を見て、それが何で、いつの季節のものか判別できること
・言葉を聞いて、それが何で、いつの季節のものか判別できること
も必要になります。
そのため、季節だけではなく、見た目(絵や写真)と、単語(名前)もセットで覚えていくことが大切です。
小学校受験における季節の変わり目
前提として、小学校受験での季節と月の関係は、
春…3月、4月、5月
夏…6月、7月、8月
秋…9月、10月、11月
冬…12月、1月、2月
となっています。
花や野菜・果物だと「何月に咲くか」まで覚える必要はないですが、季節の行事を覚える際には「何月の行事か」も覚えておくと良いため、月と季節の関係も大切になります。
季節の花・野菜・果物・生き物の一覧
小学校受験で出題されそうなものについて、花と野菜・果物、虫・動物にわけてまとめてみました。
覚えておくべき一覧
※横にスクロールできます。
季節 | 花・木 | 野菜・果物 | 生き物 |
春 | |||
【覚えておいた方がいい】 もも(花)、すずらん、しょうぶ、れんげ、 ヒヤシンス など |
【覚えておいた方がいい】 そらまめ、キャベツ など |
【覚えておいた方がいい】 はち など |
|
夏 | |||
【覚えておいた方がいい】 ほおずき など |
【覚えておいた方がいい】 さくらんぼ、びわ、えだまめ、うめ(実) など |
【覚えておいた方がいい】 かえる など |
|
秋 | |||
【覚えておいた方がいい】 りんどう、ききょう、きんもくせい、 はぎ 、ひがんばな など |
【覚えておいた方がいい】 ぎんなん、きのこ、さつまいも など |
【覚えておいた方がいい】 トンボ など |
|
冬 | |||
【覚えておいた方がいい】 うめ(花)、シクラメン、なんてん、ふくじゅそう、 ねこやなぎ、すいせん、せんりょう など |
【覚えておいた方がいい】 だいこん、はくさい、ゆず、かぶ、 ながねぎ、ほうれんそう など |
【覚えておいた方がいい】 みのむし など |
ワンポイントとして、花と実で季節が違うものがありますので、注意が必要です。
例えば、桃の花は春ですが、桃の実は夏で、梅の花は冬ですが、梅の実は夏です。
冬眠するのはシマリスで、エゾリスは冬眠しません。
季節に関する問題の対策については、「季節の行事」もあわせて確認しておきましょう。
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【小学校受験対策】季節の行事について解説!一般常識問題への対応
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見分けが難しい花
見分けが難しい花について、見分けるポイントを紹介します。
桜、桃、梅
桜と桃の花、梅の花で季節が違いますので、しっかりと見分ける必要があります。
似たような見た目のため見分けるのが難しいですが、見分けるポイントと季節は以下の通りです。
【春】桜の花…花びらに切れ込みがある
【春】桃の花…花びらの先が尖っている
【冬】梅の花…花びらの先が丸い
ツバキとサザンカ
ツバキとサザンカは、ともに冬の花ですが、見た目が似ているため、これも見分けるのが難しいです。
見分けるポイントは、サザンカは花びらが1枚ずつ分かれており、ツバキは分かれていない、という点が挙げられます。
学習方法
結論としては、季節に関しては覚えるしかないです。
ただ、知識を詰め込もうとしても四季があることや、言葉が意味するものが何かわからないと覚えるのも大変です。
ここからは、おすすめの勉強法や、おすすめの問題集について解説していきます。
観察する、体験する
ペーパー上で詰め込み学習をしても、すぐに忘れてしまいます。
ペーパー上で学習することも必要ですが、花や生き物であれば実物や観察したり、写真を見る、野菜や果物であれば育てたり収穫したりと、実体験をともなった方が記憶に残ります。
覚えるためのテクニックがある分野ではないため、日々の生活の中等で、少しずつ知識を増やしていくことが大切です。
カードを使って覚える
カード教材は、ゲーム感覚で季節や名前のクイズを出したり、仲間分けをしたりと、インプットにもアウトプットにも使えます。
市販されているカード教材を使うこともできますが、自分で見つけた花や野菜をプリントして作ったり、絵を書いて自作すると、より理解が深まると思います。
ちなみに、市販のカードでおすすめなのは「くもんカード」シリーズの『花と木カード』と
こぐま会の「きせつカード」です。
特徴
- 表面には絵、裏面には花や木の名前と季節、解説が書いてある。
- 大きいサイズの厚紙で、簡単には失くさない、壊れない。
特徴
- 48枚のカードで、季節の行事や、植物、生き物等がまとまっている。
- 表面には絵が書いてあり、裏面にはそれが何と、どの季節のものかに加えて、解説も書いてある。
おふろポスターを使って覚える
覚えておくべき花や野菜、行事の季節が1枚にまとまっているポスターです。
お風呂の壁に貼れる素材でできているため、1枚買って貼っておきましょう。
毎日目にするため、会話のきっかけにしたり、クイズを出したりと、遊びながら学習することで自然と季節感が身につくと思います。
おすすめは、この2枚。
両方とも大きな絵で印象に残りやすいです。
図鑑を使って覚える
小学校受験に関係なく、子どもの好奇心を育てるために、図鑑を子どもが手にとって読める環境にしておくことが大事です。
スマホやタブレットで調べることもできますが、紙の図鑑のメリットとしては、調べたいものだけでなく、周辺に載っているものも自然と目に入ったり、気軽にめくって興味のあるものを見ることができたりします。
植物、昆虫、野菜など、様々な種類の図鑑がありますが、特に花は、見たいものがなかなか見つからなかったり、木の上の方で咲いていてよく見えないということもあるので、図鑑は必須です。
必要なときに家にないと困るため、購入するべきで、購入するならDVD付きの図鑑がおすすめです。
我が家ではドラえもん好きということもあり『小学館の図鑑NEO』シリーズで揃えました。
また、大きいサイズだけでなく、持ち運びに便利なポケット図鑑もあります。
問題集で練習する
体験や図鑑等でインプットするだけでなく、いろいろな問題で練習、アウトプットすることも大切です。
季節に関する問題が含まれている問題集は、以下のものがおすすめです。
理英会の「ばっちりくんドリル
- 『071 ばっちりくんドリル 季節と行事(基礎編)』
- 『072 ばっちりくんドリル 季節と行事(応用編) 』
特徴
- 理英会の問題集は、基礎編と応用編に分かれており、理解度に応じて取り組むことができます。
- それぞれ30問ずつ収録されており、いろいろなパターンの問題が練習できます。
こぐま会の「ひとりでとっくん」
こぐま会のひとりでとっくんシリーズからは、『ひとりでとっくん74 季節』がおすすめです。
特徴
- タイトルの通り「季節」に関する問題だけ30問に取り組めます。
- 季節に関する「お話の記憶」の問題も収録されています。
-
参考【小学校受験対策】受験準備において必要なもの、役立つもの2選
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まとめ
小学校受験の理科的常識問題で出題される季節の花と野菜・果物や、学習方法について解説しました。
記事でご紹介した一覧はこちらから
当記事を参考に理解が進み、小学校受験で良い結果が出ることを祈っています。