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こんなお悩みを解決します。
お受験対策を始めると、幼児教室から配られるプリントや市販の過去問、問題集の購入などで、思った以上にプリント類が多く、困っていませんでしょうか?
日々増え続けるプリント類で、部屋が散らかる、どこにあるかわからなくなるといった管理面から、学習効率が下がっていませんでしょうか?
そこで、本記事では「紙」の管理について解説していきます。
本記事の内容は
になります。
お受験プリントの3つの管理方法

小学校受験の準備が本格化してくると、どの家庭もプリント類の山との戦いに直面します。
幼児教室から配られるプリントだけでなく、過去問や問題集が本棚を埋め尽くしていきます。
お受験を進める上で、問題集やプリントをどのように管用するかは、主に以下の3つのパターンが考えられます。
管理方法
- そのまま使う
- 都度購入する
- データ化する
まずメリット、デメリットとともに整理してみます。
そのまま使う(冊子・原本形式)
1つ目は、購入または、もらった状態のまま直接書き込んでいく方法です。
そのまま使う場合の主なメリットとデメリットは、以下のとおりです。
メリット
- そのまま使えるので事前の準備等の時間は必要ない
- 本棚に並べた時の達成感がある
デメリット
- 2回目以降の学習が困難
- やり直す場合には消しゴムで消す作業が発生
- 原本が汚れると再利用できない
以上より、短期間の利用や、一度きりの確認には向いているが、反復学習が必要となるお受験では、最も時間効率が悪くなる方法です。
都度購入する(買い直し形式)
2つ目は、復習が必要になるたびに、同じ問題集をもう一冊購入する方法です。
都度購入する場合の主なメリットとデメリットは、以下のとおりです。
メリット
- そのまま使えるので事前の準備等の時間は必要ない
- 常に新品の状態で取り組める
- コピーの手間がない
デメリット
- 金銭面での負担が大きい
- 絶版や在庫切れのリスク、欲しい時に手に入らない可能性がある
- できるようになった問題も含まれている
手間は少ないですが、1冊1,000円として、仮に100冊買うと10万円と、かなりの出費になります。
以上より、潤沢な予算があれば可能ですが、一般家庭では経済合理性に欠けます。
データ化する
3つ目は、購入直後に裁断・スキャンし、データとして保存した上で、必要な分だけ印刷する方法です。
データ化する場合の主なメリットとデメリットは、以下のとおりです。
メリット
- 印刷コストが安く、何度でもきれいな状態を再現できる
- 必要な問題だけプリントアウトして取り組める
- データ管理しているためプリントや問題集の保管場所を取らない
- 紛失リスクがない
デメリット
- 最初に裁断とスキャンをする手間が発生
- 仕組み作りのために初期投資(プリンターなど)が必要
最初のデータ化の手間と初期投資は発生しますが、消しゴムで消したり、買いなおしたりする時間、買い直しのための教材費は最小限に抑えられます。
結論
3つの方法をまとめると、以下の通りです。
| そのまま使う | 買い直す | データ化する | |
| 時間・手間 | ✕ | ◯ | ◯ |
| コスト | ◯ | ✕ | ◯ |
上記の通り、お受験という長期戦においては、データ化が最善の方法になります。
では、どのようにすればよいか、具体的なステップや管理方法の例をご紹介していきます。
問題集は買った瞬間にバラす

前述の通り、プリント管理は、データ化することが効率的で、データ化することによりプリント管理や学習方法を大きく変えることができます。
なぜ新品の問題集を「バラバラ」にするのか?
購入したばかりの綺麗な問題集をバラバラにすることは、「もったいない」と感じるのが普通だと思います。
しかし、お受験という限られた時間の中で、問題集を「本のまま」使うことは、効率が悪いことが多いです。
理由① 学習の肝である「反復」
理由の1つ目は、学習の肝である「反復」の観点です。
お受験対策においては、同じ問題に繰返し取組み、似たような問題であれば確実に解けるレベルまで学習する必要があります。
もし本のまま書き込んでしまうと、2回目は消しゴムで消したり買い直したりする手間が発生します。
2回目以降に取り組むために、消しゴムで消す時間や、消す作業をなくすためにコピー機の前でページをめくりながら印刷する時間は、親にとっても子供にとっても、付加価値のないムダな時間になってしまいます。
理由② 「プリント管理」
理由の2つ目は、「プリント管理」の観点です。
物理的なプリントの山は、やるべき問題がどこにあるか分からなくさせるリスクや、目の前にプリントが山積みになっていることが親の焦りにつながる可能性があるという点です。
対策
これらへの対策はシンプルで、お受験対策の目的は志望校への合格であり、問題集を冊子のままきれいに使うことではないとの認識を持ち、問題集などは裁断してデータ化してしまうことです。
デジタル資産へと変換さえしてしまえば、プリントの山に囲まれることも、毎回消しゴムで消す手間もなくなり、学習に集中することができるようになります。
問題集解体から運用まで

ここからは、問題集の解体から、どのようにデータ化して学習に活かしていくかについて、解説していきます。
問題集解体のステップ
「自炊」と呼ばれるデータ化作業は、正しい道具を使えば短時間で完了させることができます。
専門的な知識も、ハサミやカッターナイフで格闘することも必要ありません。
使用するのは、別記事でも紹介している「A3対応裁断機」です。
使い方はシンプルで、問題集の背表紙の糊付けされている部分を裁断機で切り落とすだけです。
これで一冊の本が、バラバラの紙の束になりますので、あとは、ADF搭載機のトレイにセットしてスキャンするだけで、数分後にはPCやクラウド上にPDFデータが生成されます。
データ化するための機材がない場合は、プリンター複合機と必要になります。
スキャナーでデータ化してもいいですが、プリントアウトして問題に取り組む必要があるため、プリンター複合機がおすすめです。
一度PDF化してしまえば、原本が汚れても、破れても、紛失しても、印刷するだけで元の問題が手元に戻ってきます。
初期投資は必要ですが、消しゴムで消す作業や、手動で1ページずつコピーを取る作業から解放され、ADFによる自動スキャンという形で自動化できます。
その結果、親のリソース(労働価値)を「付加価値のない単純作業」から、高付加価値のある「子供の学習時間」に振り向けることができるようになります。
裁断機やプリンターについては、『【小学校受験】受験準備において役立つもの2選』で、お受験での必要性とともに紹介していますので、ご覧ください。
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参考【小学校受験】受験準備において役立つもの2選
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データのフォルダ整理と命名規則例
せっかくデータ化したプリントも、整理のルールが決まっていないと使い勝手が悪くなります。
おすすめの整理方法は、ファイル名に属性を詰め込む方法です。
例えば「こぐま会_点図形.pdf」というように、最低限、出版社と単元名を入れるようにしましょう。
このように、出版社と単元名をファイル名に入れておけば、PCの検索窓で「図形」と打つだけで、関連するプリントを一覧表示することができます。
また、フォルダ構成として、「未着手」「要復習」「合格」の3つに分けると使い勝手がよくなります。
1つのフォルダですべてを管理しようとすると、どの単元が終わっていて、どの単元は復習が必要なのかがわからなくなります。
ある程度細かくすることで、何が残っているのかが一目でわかるようになります。
デジタル管理の最大の利点は、検索性と可視化にあります。
家中のどこかにあるプリントを探す時間はなくなり、学習の進捗管理も同時に行えるようになります。
データはどこに保存すべき?
せっかくデータ化したプリントですが、PCやスマホのローカルフォルダ(デスクトップなど)だけに保存しておくことは、「リスク管理」の観点からおすすめできません。
万が一PCが故障したり、スマホを紛失したりした場合、プリントデータもまとめて消えてしまいます。
では、これらをどこに保存するかは、利便性とコストのバランスで決めていきます。
おすすめ
- アップルユーザー⇛「iCloud+」
- アンドロイドユーザー⇛「Google One」
- お受験専用で別管理⇛「Dropbox」
アップルユーザーなら「iCloud+」
iPhoneやMacを中心に使っている方は、設定不要で始められるiCloud+が最も手軽です。
月額150円(50GB)から利用でき、スマホのバックアップと一緒に管理できるのが強みです。
アンドロイドユーザーなら「Google One」
GoogleフォトやGmailを愛用している方は、Google One(Googleドライブ)が最適です。
100GBプランが月額250円程度(年払いでさらにお得)で利用できます。
お受験専用で別管理するなら「Dropbox」
「お受験に関するものは1つにまとめておきたい」、「iCloudやGoogleドライブは、写真や動画で容量がいっぱい」という方には、Dropboxなども選択肢になります。
「Dropbox」を利用するなら公式サイトで月額料金を払うのではなく、ソースネクスト経由の「3年版」を一括購入した方が、公式サイトで月額払いを続けるよりも割安で利用することができます。
各サービスの容量と月額料金(2026年4月時点)をまとめると、以下のようになります。
| 容量 | 月額料金 | |
| iCloud+ | 50GB、200GB、2TB | 150円、450円、1,500円 |
| Google One | 100GB、2TB | 290円、1,450円 |
| Dropbox(公式) | 2TB | 1,500円 |
| Dropbox(ソースネクスト経由) | 2TB | 約1,186円 |
※2TB以上のプランもありますが、2TBまでのプランのみ記載しています。
※Dropbox(ソースネクスト経由)以外は、月払の1月あたりの料金、Dropboxソースネクストは、3年払いの料金÷36カ月の料金
データを守るために
お受験のプリントデータは、合格というゴールに向けた資産です。
PCの故障でその資産を失うのは、あまりにも大きな損失ですので、クラウドサービスをバックアップとして使うことで、データの安全性を確保し、いつでも、どこでも、何度でも印刷できる環境を構築しましょう。
データ化が終わったら

最後にデータ化が終わった後の原本の扱いについてです。
データ化が終わった原本は、速やかに処分することがおすすめです。
処分は、資源ごみとして処分する方法、メルカリ等のフリマアプリで売却する方法などあります。
フリマアプリでは「コピー用・裁断済み」として一定の需要があります。
データ化が完了した時点で原本を売却すれば、新しい教材費や模試の受験料に充てることもできます。
我が家では、データ化が終わったら、まず原本で問題に取り組み、終わったら資源ごみとして処分しています。
保管コストについて
次は紙の状態で保管するために払っている見えないコストについてですが、紙の問題集を本棚や段ボールに入れて数年間保管し続けることは、コスト面でもマイナスです。
例えば、70㎡で28万円の賃貸物件であれば、1ヶ月に1㎡辺り4,000円の家賃を払っていることになります。
問題集の保管で1㎡を使っているとしたら、問題集の保管のためだけに1年で約5万円の家賃を払っているのと同じことになります。
データとして情報を保持していれば、物理的な紙を保管しておく必要性は大幅に低下しますので、空いたスペースを有効活用できます。
原本を「大切に保管する」ことよりも、その情報を「最大限に活用する」ことが重要です。
まとめ
小学校受験の対策で使用する問題集等をどのように管理するかについて解説しました。
問題集等をデータ化するためには、裁断機とプリンターが必要になりますが、1枚1枚コピーを取ったり、取り組みたい問題を探す時間を削減できたり、紙の山に囲まれることもなくなります。
最初は抵抗があるかもしれませんが、手元にある問題集を一冊、思い切って裁断してみることから始めてみてください。

